インジウムスズ酸化物ガラス(ITO)は、透明導電性酸化物(TCO)導電性ガラスの一種です。ITOコーティングガラスは、優れた導電性と高い透過率を有しています。主に研究室、太陽電池パネル、開発用途に使用されます。
ITOガラスは主に正方形または長方形にレーザーカットされますが、円形へのカスタマイズも可能です。最大製造サイズは405×305mmです。標準厚さは0.33/0.4/0.55/0.7/0.8/1.0/1.5/2.0/3.0mmで、ガラスサイズは±0.1mm、ITOパターンは±0.02mmの許容差で制御可能です。
両面にITOコーティングを施したガラスとパターン化されたITOガラスサイダガラスでも取り扱っております。
清掃には、イソプロピルアルコールという溶剤に浸した高品質の糸くずの出ない綿で拭くことをお勧めします。アルカリ性のものはITOコーティング面に不可逆的な損傷を与えるため、拭かないでください。
ITO 導電性ガラスのデータシートは次のとおりです。
ITO日付シート | ||||
スペック | 抵抗 | コーティングの厚さ | 透過率 | エッチング時間 |
3オーム | 3~4オーム | 380±50nm | ≥80% | ≤400S |
5オーム | 4~6オーム | 380±50nm | ≥82% | ≤400S |
6オーム | 5~7オーム | 220±50nm | ≥84% | ≤350S |
7オーム | 6~8オーム | 200±50nm | ≥84% | ≤300S |
8オーム | 7~10オーム | 185±50nm | ≥84% | ≤240S |
15オーム | 10~15オーム | 135±50nm | ≥86% | ≤180S |
20オーム | 15~20オーム | 95±50nm | ≥87% | ≤140S |
30オーム | 20~30オーム | 65±50nm | ≥88% | ≤100S |
投稿日時: 2020年3月13日